クボタ史上最大のトラクターに、カミンズ製エンジンがパワーと信頼性を提供

by Cummins Inc.
クボタのトラクター

2020年、クボタは同社史上最大のトラクターとなる「M8」を発表しました。カミンズのエンジンは、M8の特徴であるパワー、信頼性、快適性、価値に貢献しています。

最大出力200馬力を超えるM8シリーズを支えているのが、カミンズのエンジンです。M8シリーズには、180 hp(134kW)および200 hp(149kW)のカミンズB6.7パフォーマンスシリーズエンジンが搭載されています。
B6.7は、カミンズで最も人気が高いエンジンで、発売以来1500万台以上製造されたBシリーズの中でも次世代エンジン技術を代表する製品です。出力とトルクの向上や排気ガス再循環(EGR)フリー設計に加え、カミンズのHolset® VGT™ターボチャージャーの採用により、機械性能や信頼性の高さと、総所有コスト(TCO)の低さを併せ持つリーダー的存在となっています。

クボタのマーケティング・製品サポート・戦略プロジェクト担当シニアバイスプレジデントであるTodd Stucke(トッド ステューキ)氏は、M8シリーズについて「クボタのトラクターの中で最もパワフルで先進的だ」と述べています。

さらに、「大型ユーティリティトラクターおよび中型ロークロップトラクター市場において、M8は酪農・畜産業でのマテリアルハンドリングや干草処理に加え、様々な農作業など、高馬力を求める顧客ニーズを満たすことができる。また、操作しやすい快適性、確かな作業性、精密農業向けの直感的な操作性にこだわったため、クボタの顧客にとって使いやすいトラクターとなるだろう」と語りました。

クボタ最大のトラクターに搭載するエンジンについて打診を受けた当時を振り返り、カミンズのクボタアカウントマネージャーであるOrlando Perez(オーランド・ペレス)は、「クボタの歴史の一部に携われるのが待ちきれなかった」と語っています。
「クボタの顧客にとって、パワー、生産性、そして長期的な価値が重要であることは分かっていた」と述べるペレスは、B6.7エンジンを搭載するメリットを次のように分析しています。「カミンズは社内で電子制御ができるため、トラクターの負荷サイクルに合わせたパワーバルジとトルクアップなど、農場での作業に合わせてエンジン性能を調整することができる。また、B6.7はEGRフリーで燃費が良く、農家にとっては所有コストの低減につながる」

M8シリーズは大型農業における作業性だけでなく、現場で働く人々や環境にも配慮したモデルです。
M8のキャブスペースは148立方フィートあり、「眺めの良いオフィス」というコンセプトのもと、快適さと疲労軽減にこだわって設計されています。さらに、北米市場向けの製品として、アメリカとEUの排ガス規制であるTier4 FinalとEU Stage Vに適合し、環境に配慮しているのも特徴のひとつです。
 

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Cummins Inc.

グローバルな電力技術のリーダーであるカミンズは、電力ソリューションの幅広いポートフォリオのデザイン、製造、販売、サービスを手がける補完的な事業部の法人です。当社の製品は、内燃機関、電気、ハイブリッドのインテグレーテッドパワーソリューション、フィルトレーション、後処理、ターボチャージャー、燃料システム、制御システム、吸気システム、オートマチックトランスミッション、発電システム、マイクログリッド制御装置、バッテリー、電解槽、燃料電池などがあります。

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